「あれだけ上手に楽器演奏出来たら楽しいだろうなぁ」 とか言って時々ため息を漏らしてしまうようなことに心当たりはないだろうか?

あってもなくても話を続けよう。 密かに楽器に対する憧れがある人が多いか少ないかはわからないが 少なくとも私は憧れを持っている。

現実は厳しいのでコツコツ練習しないと演奏は上手にならない。 そもそも練習しないどころか楽器がない。 そんな人でも手軽に好きなように名曲を上手に演奏できるアプリがある。

Touch Pianistというアプリがそれ。 このアプリで気分は世界を股にかけるピアニストである。 そう、気分だけは。

ゲームではないよ

Touch Pianistはタイミングよくタッチやクリックして 上手に演奏しよう的な所謂音ゲーではない。

シンセサイザーがポンと表示されて好きに演奏してねっていう シミュレータでもない。

好きなタイミングでタッチまたはクリック一つで自分だけの 惚れ惚れするような演奏を可能にするのがTouch Pianistなのだ。 ちなみに演奏できるのはクラシック曲。

タメ自由自在

Touch Pianistは休符とテンポを取っ払った譜面のようなもの。 一音鳴らすと次の一音を任意のタイミングで鳴らせる。 次の一音に和音が含まれていたら和音も一緒に1クリックで鳴る。

常に自分のタイミングで音を鳴らすことが出来るのが特徴だ。 なのでテンポもへったくれもない。 これによって自分好みのタメを作り出すことが出来る。

演奏家によってテンポや余韻が変わってくるクラシック。 俺だったらこう演奏するぜ!(ピアノ全然出来ないけど)を お手軽に実現出来ちゃうのがTouch Pianistなのだ。 しかも手軽なのに演奏してる感があるのが素晴らしい。

何気に視覚的に単音和音の他に音の強弱がわかりやすいのもGood。 ただ思い通りに演奏するためには多少の反復は必要。

感情を表現する場として

歌ってると気持ちが入ってしまうのと同じで Touch Pianistもけっこう感情が入ってしまう。

私は気が付くとかなり俯いた姿勢でカチカチクリックしている。 きっととても気持ち悪い姿であろうことは容易に想像できる。 しかし喜怒哀楽のどれかよくわからないが感情を表現するっての 存外気持ちが良いもの。

歌が気持ち良いのもそこらへんが理由じゃないかと思う。 家で歌うと家族がドン引きするので 無言で感情を表現できるTouch Pianistを時々思い出して プロの演奏家気分で気持ち悪い姿勢で 無駄な時間を過ごすのも良い人生ではないかと私は思う。

ブラウザ版とアプリ版があるが、 外出先でアプリ開いてエモーショナルな行動を取るのは なかなかリスキーであると言わざるをえない。