トミーエマニュエルって誰よ?って方のための説明

ウィキペディアによると1955年オーストラリアで生まれた人でめっちゃくちゃ凄いギタリストに授けられるCGPという称号を与えられた人でもあるらしい。そのCGPという称号を与えたチェットアトキンスというギタリストがそもそもトミーエマニュエルが目標としていた人物でもあります。トミーエマニュエルは基本的にはアンプ内蔵のアコースティックギター(エレアコ)一本で様々な奏法を駆使しながら楽曲を作り上げていくスタイル。時にはボディを叩いたりもするので一本のギターから引き出す音の種類がちょっとギターという枠からはみ出しちゃってる感じです。なのでエレキギター中心の超絶技巧なロックギタリストとは全く違ったベクトルの凄さだと思います。どちらが上かという話でもございませんことよ。

トミーエマニュエルのここが個人的に好き

まずはギターの使い倒しっぷりですよね。ベースパートとパーカッション、リズムギターとメロディーを同時に一本のギターでこなしてしまうインテル入ってるおじさんっぷりが楽器経験の乏しい私にはまさに別次元のような出来事に感じられてよくわからなさが突き抜けて凄さに変換されて襲いかかってくるのよ。けれどそんなとんでもない演奏している様はどちらかというとギターの演奏にはあまり集中してないような風に見えるんですよね。演奏ではなく音をトミーエマニュエルが感じてノッてる動きが始まってその楽しみ喜びみたいのをお客さんに伝播させてるように見えるというか。随所にコメディチックな動きでお客さんを笑わせたりもしてて、演奏を聴かせるだけじゃなくて音を出しているトミーエマニュエルとお客さんとの距離感を重視してるんだろうなっていう意気込みみたいのを感じらるんですよ。私そういうの結構好きだったりします。生粋のエンターテイナーだなーってね。いやま実際は常人には演奏できない曲ばっかりだろうから演奏に集中というか気を配ってはいるだろうけどねwおそらくテクニックとノリと勢いがギュッと詰まってるであろうClassical Gasという曲はトミーエマニュエルを象徴する曲だと思いますですハイ。文章だけ読むとイロモノっぽい印象を受けるかもしれないけど音を聴いたり映像を見ればトミーエマニュエルが愛される理由がわかるはず。

次にInitiationという曲を生み出してしまったその創造力。空間系のエフェクターを使ってギターから発する音の残響をたっぷり堪能することが出来る曲なんだけど多分コレ情報が無い状態で聴いたら「ギターの音がちょっと入った民族風な電子音楽?」的な感想を持つのではなかろうか。ライブ映像を見ると全ての音がエレアコ一本から出ていることが分かるがなかなかどうしてツッコミ所が多めのシュールな光景が広がっている。冒頭からギターのボディをカサカサし出すわ、そこ弾くとこじゃねーよ!っていうところ弾いたりだとかwなんというか「ピューと吹く!ジャガー」感がすごい。一応言っておくと褒めてるんですよ。賞賛です賞賛。ちなみにInitiationは通過儀礼って意味らしい。トミーエマニュエルはオーストラリア出身だからおそらくアボリジニの通過儀礼をイメージしたものと思われますです。いやマジでこの曲は必見。あとスーパードンキーコングっぽいとも思った。

あとどうでもいいような重要なようなで見た目が何か好きwおおらかで小ぎれいなおじさんって感じで。

人生は本番でした

プレゼン番組(なのか?)のTEDの地方版のTEDxでトミーエマニュエルは色々と話をします。好きなことを続けて好きなことで生活できるようになって世界一幸せだということ。ずっと独学でやってきたので曲を作ることは出来るけど今だに楽譜が読めないこと。これ何気に凄いことよね。楽器演奏者でしかも自分の楽器しか使わない人が音楽活動するのに楽譜を読むっていう作業が必要なかったってことだもんね。少なくともトミーエマニュエルにとっては。当然と思っている物事が実は不要だったってことは往々にしてあるものかもしれんね。そのほか、影響を受けたギタリストの話や音楽を通した自分の役割の話なんかもしつつ最後に「人生はリハーサルではありません、どんどん実行していきましょう」という言葉で締めくくるんですよ。コレ非常に良い言葉じゃないですかね?そう思うの私だけ?それならそれでもいいんだけどさwそんなトミーエマニュエルがなんと5月に日本でライブやるらしい。あれ、コレ行ってみたいぞw

インスピレーション参考リンク

※TEDxの動画は字幕をONにすると日本語字幕が表示されます。